【2024年】DMM FXの取引時間まとめ｜メンテナンス時間や土日祝日は取引できる？

DMM FXでは、追加証拠金の判定時間やサマータイム制度を採用しているなど知っておかないと少し困惑してしまうことがあります。

取引時間をよく理解することで適切なタイミングでトレードを行いより多くの利益に繋げることができます。

本記事では、DMM FXの取引時間に関する基本情報から、取引時間を活用した効果的なトレード戦略までを徹底解説します。

DMM FXの取引時間の基礎知識

サマータイム制度とは

サマータイム制度は、主にアメリカやヨーロッパ諸国で昼間の明るい時間が長い期間に通常の時間よりも時計を1時間進める制度です。

DMM FXではサマータイム制度を採用しており、時間が切り替わる日を境に夏時間と冬時間に分けられます。

夏時間	3月第2日曜 ～ 11月第1日曜
冬時間	11月第1日曜 ～ 3月第2日曜

FX市場は世界中にあるため取引時間も世界基準の時間を採用している必要があります。

DMM FXの取引時間

	開場	閉場
夏時間	月曜 7:00	土曜 5:50
冬時間	月曜 7:00	土曜 6:50

DMM FXでは夏時間と冬時間どちらも月曜7時00分に市場が開き取引を行うことができます。

また、夏時間の土曜5時50分・冬時間の土曜6時50分に市場が閉まり取引ができなくなります。

取引できない時間帯

夏時間	土曜05時50分～月曜06時59分
冬時間	土曜06時50分～月曜06時59分

上記の時間帯ではポジションの新規注文と決済をすることができなくなります。ですが指値注文・逆指値注文や入出金を行うことはできます。

取引時間外のできること・できないこと

ログイン
入出金
指値/逆指値注文
新規注文・決済

システムメンテナンス

システムメンテナンス

土曜 12:00〜18:00

上記の時間ではDMMがシステムメンテナンスを行うため、注文・決済はもちろんクイック入金やログインといったDMM FXの一切の操作ができなくなります。

システムメンテナンス時のできること・できないこと

ログイン
入出金
指値/逆指値注文
新規注文・決済

システム障害の影響で平日でもシステムメンテナンスが実施されることがあります。

追加証拠金の判定時間

追加証拠金(追証)とは、取引口座の残高が特定の基準を下回ったときに証拠金を追加で求められることです。

DMM FXでは、毎営業日マーケットクローズ時点の終値をもとに追加証拠金の判定を行っています。

	月〜木	金
夏時間	翌 6:00	翌 5:50
冬時間	翌 7:00	翌 6:50

DMM FXでは上記の時間で営業日が切り替わり、同時に証拠金維持率が100％を下回っていた場合、追証が発生します。

DMM FXの年末年始やクリスマスの取引時間

DMM FXでは基本的に祝日であっても通常どおり取引ができますが、クリスマスや年末年始には取引が休止になったり変更になってしまいます。

クリスマス

2023年クリスマスの取引時間

12月22日(金)	通常
12月23日(土)	休業
12月24日(日)	休業
12月25日(月)	08時00分-15時00分
12月26日(火)	通常(07時00分～)

アメリカやヨーロッパの国々ではクリスマスである12月25日は祝日であるため、アメリカやヨーロッパの市場は閉じています。

逆に、日本では12月25日は休日でないため東京市場が開いている時間(8時〜15時)のみに取引時間が変更されています。

年末年始

2023年年末年始の取引時間

12月29日(金)	通常
12月30日(土)	休業
12月31日(日)	休業
1月1日(月・祝)	休業
1月2日(火)	08時00分-翌06時59分
1月3日(水)	通常

年末年始である1月1日は完全に取引が休止となります。12月31日と1月2日も開場や閉場の時間が少し変わるといった変更の可能性があるので注意しましょう。

DMM FXの取引時間による影響

取引時間が与える値動きの影響

FX市場は24時間開いているため、いつでも取引が可能です。しかし、各国の市場が開閉する時間帯によって、取引量や価格変動の激しさが異なります。

	時間	影響
東京市場	9時〜18時	円関連の通貨ペア取引が活発になる
ロンドン市場	17時〜2時	取引量が多く、主要通貨ペアのボラティリティが高まる
ニューヨーク市場	22時〜6時	取引量が多く、ロンドン市場と重なる時間帯は特に取引量が多くなる

「〇〇市場」とはその時間帯に中心となって取引を行う銀行の所在都市を表しています。

そのため、その国に関連した特定の通貨ペアが取引されるようになったり、純粋に取引量が多くなってくる時間帯があります。

日中と夜間の市場の違い

	市場	価格変動
日中	東京市場	比較的穏やか
夜中	ロンドン市場、ニューヨーク市場	激しくなりやすい

日中の市場

東京市場が開いている時間帯は、比較的安定した取引が期待できます。

この時間帯は日本の経済指標が発表されることが多く、円に関連する通貨ペアが活発に取引されます。

夜中の市場

ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる時間帯は、取引量が最も多く、価格変動が激しくなります。

この時間帯は重要な経済指標の発表やニュースイベントが多く、トレードチャンスも増えますが、リスクも高まります。

ボラティリティの高い時間帯の活用法

ボラティリティとは、金融市場における価格の変動の激しさを表します。具体的には、一定期間内に価格がどれだけ変動したかを数値化したもので、高いボラティリティは価格が大きく変動することを意味します。

重要な経済指標の発表やニュースイベントがある時間帯やロンドン市場とニューヨーク市場が重なる時間帯などは価格が急激に動きボラティリティが高くなる傾向にあります。

DMM FXの効果的な取引時間の選び方と戦略

主要市場の重複時間帯を狙う方法

主要市場が重なる時間帯は、取引量が増え、価格の変動が大きくなります。

取引スタイルに合わせた時間帯の選び方

例えば、スキャルピングをしている人には短期間で価格の変動が大きい先ほどの【主要市場の重複時間帯を狙う方法】が考えられます。

【FAQ】DMM FXの取引時間に関するよくある質問

DMM FXの取引時間まとめ

DMM FXの取引時間を理解し、活用することで、トレードの効率を大幅に向上させることができます。

主要市場の開閉時間を押さえ、ボラティリティの高い時間帯を狙うことで、リスクを最小限に抑えつつ利益を最大化することが可能です。

また、自分の取引スタイルに合った時間帯を選ぶことも重要です。