DMM FXのデモ口座の使い方やリセット方法、動かない時の対処方法まとめ

FX初心者でありがちな失敗例として知識ばかり増やして実際の取引の感覚をつかめていないのにいきなり大きな資金でトレードをしてしまうというのがあります。

FXを取り扱っている会社によって取引条件が違うのでどのFX会社が自分の取引スタイルに合っているのかを知ることが重要になってきます。

基本的にどのFX会社でも架空のお金を使って取引の練習をすることのできるデモ口座というものを用意しています。

デモ口座を使うことで自分の取引スタイルを確立したり、自分とDMM FXがあっているのか確認することができます。

今回はDMM FXのデモ口座について説明をします。「そもそもFXのデモ口座とは何か」というところから説明しますので、ぜひ参考にしてください。

DMM FXのデモ口座の基本情報

そもそもでも口座とは？

FXのデモ口座とは、架空のお金を使って、実際のトレードに近いトレードができる口座です。

デモ口座を利用することによって、FXの経験値を積むことができるので、非常に有用な口座になります。

DMM FXのデモ口座は簡単に開設できるのでぜひ試してみてください。

DMM FXデモ口座のスペック

初期仮想資金	500万円
利用期間	3ヶ月
レバレッジ	25倍
スプレッド	0.2~3.5 *通貨ペアによって異なる
取引手数料	無料
取扱通貨ペア	21種類
取引単位	10,000通過
最低入金額	なし
最小ロット	1ロット
最大ロット	100ロット
最大ポジション(約定)	1,000件
最大ポジション(Lot)	10,000ロット
マージンカット	証拠金維持率が100％を下回り5時00分まで保有していた場合
ロスカット	50%以下
プラットフォーム	STANDARD PLUS スマホアプリ

利用期間は3ヶ月

DMM FXのデモ口座は開設から数えて3ヶ月間利用することができます。多くのFX会社では1ヶ月のためより長くデモ口座で試すことができます。

初期資金は500万円(リセット不可)

デモ口座で利用できる資金は500万円までです。全て使い切ってしまうと利用期限が残っていても取引ができなくなります。

1回1回の取引量を多くしたり何回もエントリーしてしまうのは、リアル口座で取引をする場合を想定していないためデモ口座を利用する意味がなくなってしまいます。

何度でも作り直せる

もしデモ期間の3ヶ月を過ぎたり上限金額の500万円を使い切ってしまった場合、その口座を利用することはできなくなります

ですが新しいデモ口座を作ることで何度でもデモ口座を試すことができます。

DMM FXのデモ口座口座の開設方法

DMM FXのデモ口座は簡単に開設できます。必要なものは「メールアドレス」だけです。

以上で、デモ口座の開設ができます。続いてデモ口座のログイン方法を見ていきましょう。

DMM FXのデモ口座のログイン方法

以上でDMM FXのデモ口座にログインができます。非常に簡単にログインできるのがわかりますね。ぜひ試してみてください。

DMM FXのデモ口座のメリット

DMM FXのリアル口座と同様の環境を試せる

DMM FXのデモ口座はリアル口座と同様の環境で取引ができます。

取引ツールもリアル口座と全く同じなので、デモ口座を利用することによってDMM FXの取引に慣れることができます。

実際に取引する前にリアル口座と同様の環境を試せるのはデモ口座の大きなメリットでしょう。

様々なトレード手法を試せる

FXには様々なトレード手法があります。

しかし、慣れていないトレード手法をいきなり、リアル口座で試す勇気がある人は少ないのではないでしょうか。

デモ口座であれば、実際にお金が減ることは無いので、思い切って様々なトレード手法を試せるはずです。FXの主なトレード手法をまとめておきました。

それぞれの特徴についてわかりやすく説明をしますので、参考にしてください。

スキャルピング

スキャルピングとは小さな利益を積み重ねていく取引手法です。

取引時間	数秒〜数分間
取引頻度	1日に多数の取引
取引利益	数pips～10pips/回
リスク管理	非常にタイトなストップロスを設定
分析	テクニカル分析

スキャルピングは注意してやらなければ口座凍結の可能性もあります。

デイトレード

デイトレードは、数あるトレード手法の中で、最もなじみのあるトレード手法ではないでしょうか。デイトレードは1日でトレードを完結させるトレード手法です。

取引時間	数分〜数時間
取引頻度	1日に複数の取引
取引利益	10pips～50pips
リスク管理	デイトレード専用のストップロスを設定
分析	テクニカル分析

スイングトレード

スイングトレードとは、2週間から数ヶ月程度ポジションを保有し、500pips以上の利益を狙うトレード手法になります。

取引時間	2週間〜数ヶ月間
取引頻度	週に数回の取引
取引利益	50pips～200pips
リスク管理	スイングトレード用のストップロスを設定
分析	ファンダメンタルズ分析

ポジショントレード

ポジショントレードは、数ヶ月から数年間放置し続けるトレード手法になります。

取引時間	数ヶ月〜数年間
取引頻度	数か月に1回程度
取引利益	200pips～
リスク管理	長期的な視点でのストップロスを設定
分析	ファンダメンタルズ分析

実際のお金が減ることはない

DMM FXのデモ口座は500万円の架空お金からスタートします。架空のお金なので、実際にお金が減ることはありません。

実際のお金が減ることは無いので、思い切って様々な機能を試せるでしょう。

もして、お金が0になってしまっても、新たに500万円が補充されるので、思い切って取引するようにしてください。

スマホやタブレットでも取引できる

DMM FXのデモ口座はスマホやタブレットでも開設ができます。

パソコンだけではなく、スマホやタブレットでも取引できるのはDMM FXのデモ口座のメリットでしょう。

DMM FXのデモ口座のデメリット

緊張感のないトレードになりやすい

DMM FXのデモ口座に限った話ではありませんが、デモ口座は実際のお金でトレードするわけではないので、どうしてもリアル口座に比べて緊張感のないトレードになりやすいです。

DMM FXの取引ツールや様々なトレード手法を試すには非常に良いですが、緊張感のないトレードになりやすいのはデメリットになってしまいます。

実際にお金を稼げるわけではない

DMM FXのデモ口座はリアル口座とほぼ同じ環境で取引ができますが、どんなに勝てても実際にお金が稼げるわけではありません。

デモ口座で練習しすぎても機会損失になるため、慣れてきたと感じたらリアル口座へ移行するのも一つの手です。

DMM FXのデモ口座が動かない・使えない原因

有効期限が切れた

DMM FXのデモ口座の利用期間は3ヶ月間で期限が切れてしまうと自動的に口座が凍結になってしまいます。

そのため、そもそも口座へログインすることができなくなります。

DMM FXでは何度でもデモ口座を試すことができるので新しくデモ口座を作ってみましょう。

仮想資金がなくなった

初期資金の500万円がデモ口座で利用できる上限金額です。上限まで使い切ってしまうと残高不足で取引ができなくなってしまいます。

こちらも先ほど同様にデモ口座を新しく作ることで解決することができます。

DMM FXのシステムメンテナンスが入っている

DMM FXでは毎週土曜日にシステムメンテナンスを行なっています。メンテナンスが起きている時は口座へログインすることができません。

システムメンテナンス	土曜 12:00〜18:00

他にも急なメンテナンスが入ることもあるので注意しましょう。

通信環境の問題

回線のあまり良くない環境や通信障害などのトラブルが起きた場合、動作が重くなったり最悪の場合通信エラーで動かなくなってしまいます。

リアル口座でこのようなことにならないようにデモ口座であらかじめ自分のネット環境がどうなのかを確かめておいた方がいいでしょう。

動作環境が整っていない

DMM FXのツールを使うために推奨されている動作環境があります。

PLUS

	Windows10, 11	Mac OS 14	iPadOS15以上
Google Chrome 最新版
Firefox 最新版
Microsoft Edge最新版
Safari 最新版

STANDARD

	Windows10, 11	Mac OS 14	iPadOS15以上
Google Chrome 最新版
Firefox 最新版
Microsoft Edge最新版
Safari 最新版

その他の環境

	PLUS	STANDARD
CPU	Intel Core i3相当以上	Intel Core i3相当以上 iPadはApple A5 デュアルコア 1GHz以上
メモリ	4GB以上の使用可能領域
通信回線	ADSLや光ファイバーなどのブロードバンド通信環境
フォント	メイリオ Macではメイリオをインストールされていない場合、ヒラギノ角ゴ Pro W3にて表示されます。

キャッシュが多くなっている

ブラウザの履歴などキャッシュが多くなってしまうと動作が重くなってしまうことがあります。

キャッシュクリアをあまりしていない場合は一度キャッシュクリアをしてみてもう一度試してみてもいいかもしれません。

キャッシュクリア手順

• Microsoft Edge　
• Google Chrome　
• Firefox　
• Safari

セキュリティソフトの影響

取引ツールはすべて暗号化通信(SSL)が採用されているためセキュリティソフトの影響で接続ができなくなっている設定になっている可能性があります。

セキュリティソフトの設定で｢暗号化された接続｣の設定を行うもしくは「信頼するWebサイト」にツールのURLを入れる必要があります。

デモ口座を使いこなす5つのポイント

多くのトレード手法を試す

DMM FXのデモ口座で多くのトレード手法を試すのは有効な使い方です。

しかし、リアル口座ではなかなか怖くてできませんが、デモ口座であれば、思い切って多くのトレード手法を試せるはずです。

テクニカル分析に慣れる

FXで安定的に利益を上げるためには、テクニカル分析に慣れる必要があります。

テクニカル分析とは、過去の価格や取引量などの市場データを基にして、将来の価格動向を予測するための分析手法です。主にチャートや統計指標を使用し、トレンドやパターンを見つけることで、投資判断を行います。

テクニカル分析がうまくできれば、FXの勝率が上がるはずです。

いきなりリアル口座でテクニカル分析を行う勇気がある人は少ないかもしれませんが、デモ口座であれば、実際にお金が減るわけではないので、思い切ってテクニカル分析を試せるはずです。

根拠のあるトレードをする

FXで安定的に勝つためには、根拠のあるトレードを繰り返す必要があります。しかし、実際にお金がかかっているリアルトレードでは、なかなか1回のトレードごとに検証をするのは難しいかもしれません。

デモ口座であれば、実際にお金がかかっているわけではないので、メンタルに左右されずトレードの正確な検証ができるはずです。

損切りに慣れる

FXで安定的に利益を上げるためには、「損切り」に慣れる必要があります。適切な損切りができないとFXで安定的に利益を上げるのは難しいです。

損切りとは、FXにおいて損失を限定するために、あらかじめ設定した価格でポジションを売却することを指します。トレーダーの資産を保護するためのリスク管理手法です。

FXトレードでは利益を上げること以上に損失を抑えることが重要です。ですが、損切りは何より経験値がものを言います。

デモ口座であれば、実際にお金が減るわけではないので、適切な損切りのタイミングを学ぶのに、適していると言えるでしょう。

時間帯ごとの傾向を把握する

FXは時間帯ごとに傾向があります。例えば、取引している人が少ない早朝などは突発的な動きをする傾向にあったり、経済指標の発表前後は大きく動く可能性が高いです。

また各時間帯によって以下のような特徴があります。

	時間	影響
東京市場	9時〜18時	円関連の通貨ペア取引が活発になる
ロンドン市場	17時〜2時	取引量が多く、主要通貨ペアのボラティリティが高まる
ニューヨーク市場	22時〜6時	取引量が多く、ロンドン市場と重なる時間帯は特に取引量が多くなる

このように時間帯ごとに傾向があるので、デモ口座を使って時間帯ごとの傾向に慣れるようにしましょう。

DMM FXのデモ口座でよくある質問

DMM FXのデモ口座のまとめ

今回はDMM FXのデモ口座について説明をしました。デモ口座には様々なトレード手法を試しやすいメリットやDMM FXのツールに慣れるメリットなどがあります。

ぜひ今回の記事を参考にしていたいただき、まずはDMM FXのデモ口座から試してみてはいかがでしょうか。様々なメリットを体感できるはずですよ。